株式投資には便宜上、デイトレード、スイングトレード、長期投資とあります。今回はスイングトレードを取り上げます。
スイングトレードとは?
スイングトレードは株式投資で本格的に儲けたい投資家は、必ず使わさる方法です。良いとこ取りの戦法で、長期投資の欠点とデイトレードの欠点を補いそれを長所に変える戦法。資金効率が良くなり易くてコスパが最高です。
スイングトレードとは一般的には平均して約1週間から約1か月の間、狙った株式を保有したり空売りを仕掛ける戦法を言います。巷の株式投資の教科書にも絶対掲載されています。
この戦法は上昇する条件を満たした企業の株価が底値から上昇に動き出した瞬間の初期から買って、その後上昇し切って天井まで上がったら株価が下降する初期に売り抜けるのを狙う戦法です。ですので本来は投資期間は関係ありません。便宜上平均すれば1か月位であろうと言うだけです。良く巷の株の教科書に出てくるイラストの株価チャートで底値で買い高値で売るイラスト通り、教科書通りの売買を目指す投資方法です。
別に1か月に縛られなくて、ブームになってちょうちんが付いたりして株価がずーっとこのまま上昇すると判断すれば、1年間でも2年間でも保有します。筆者はこのケースは長期投資と言わずにスイングトレードだと思っています。要は株価チャートの底値から天井までたんまり利益を100%取るのを目指すのです。
スイングトレードは株式投資の基本だと思っています。デイトレードや長期投資は危険性もかなり高いと思っています。その点スイングトレードは期間が長くもないので将来の見晴らしが良くて株式投資に慣れてくると頭の中の株価チャートの予測がしやすいのです。
底値の目論見が外れてそのまま下降チャートが継続になってしまったら、さっさと売却して撤退しやすい長所もあります。
株式取引で本格的に儲けたい場合はスイングトレードが向いています。まるで商売でせどりをしている感覚です。長期投資と違って資金を寝かせないで効率的に使う所が物を売っている商売感覚です。
スイングトレードはせっかちな投資家向き
スイングトレードは目先が効いてタイミング良く売買すれば利益が出やすくて、上手く回転が出来れば資金効率が良くなり、腕っぷしが強いそしてせっかちな個人投資家が好む投資手法になります。
「10回に1回大勝ち理論」はスイングトレードの事
経験が大きい個人投資家にとってスイングトレードはデイトレードや長期投資と比べれば、相場に順応できる安全で確実な万能選手に見えます。まあすべて上手くはいかないでしょうが前出の「10回に1回大勝ち理論」はスイングトレードの事を言います。スイングトレードは毎回細かく利益を積み上げるのも良いですが、現実的には10回に1回は大勝ちするようでなければ器用貧乏で終わります。
<筆者の経験メモ>個人的な経験を言うとチャートや業績を加味して、企業の実力から言ってそろそろ底値だろうと目を付けた銘柄は、慌ててすぐ買わずに下降中には保留中にします。そして底値を付けてある程度もみ合いを確認して今までの大きな売りが少なくなって反発をした頃、おっとり刀で買うのがベターだと思います。「落ちるナイフは掴まない」ですね。買ったら少しくらいの反発であわてて売らずに自分の分析を信じて大きな反発を信じる事です。そして買った時は偽物の底値で、その後また下降し続ければ騙されたと言って「損切り撤退」をしてもう一度底値を確認して買いなおすのもアリだと思います。
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